自分のスタイルで働く!フリーランスエンジニアを楽しむ生活術

フリーランス

フリーランスエンジニアとしての最大の魅力は、自由に働けることです。

時間や場所に縛られることなく、自分のペースで仕事を進めることができます。自由な働き方は、ストレスを減少させ、創造性や生産性を高めることにも繋がります。

この記事では、フリーランスエンジニアとしての生活を楽しむための具体的な方法や工夫について、私自身の経験を踏まえてご紹介します。

フリーランス生活を楽しむポイント

まずはフリーランス生活を楽しむためのポイントを5つ紹介します。

  1. 自分のスタイルに合わせて柔軟な生活リズムを作る 会社勤めとは異なり、フリーランスは自分の生活リズムに合わせて作業時間を設定できます。朝型の人は朝から集中して作業し、夜型の人は夜遅くまで作業できます。昼間に運動や趣味の時間を確保するなど、自分の理想的な生活リズムに合わせて働くことができます。
  2. リモートワークをフル活用する 自宅のほか、カフェ、公園、旅先のホテルなど、好きな場所で作業できるのがフリーランスの大きなメリットです。気分転換を兼ねて作業場所を変えるのも良いでしょう。さらに、ワーケーションを取り入れて、旅行と仕事を両立させることもできます。
  3. 柔軟に私生活と仕事のバランスを取る フリーランスならば、平日の昼間に趣味のイベントやレッスンに参加しやすくなります。会社勤めの場合は有給休暇を取る必要がありますが、フリーランスなら作業時間の調整が柔軟にできます。趣味を楽しむことで、仕事へのモチベーションも上がります。
  4. 稼働時間の自由度を活かす 報酬形態によっても異なりますが、基本的に稼働時間を自由に決められます。週5日フルタイムで働くか、週3日ペースがいいか、自分のライフスタイルに合わせて選択できます。収入を優先するなら週6日以上働くことも可能です。
  5. スキルアップの機会を広げる 自分で案件を選べるため、経験を積みたい仕事に挑戦することができます。また、時間に余裕ができれば、勉強会やセミナーにも参加しやすくなります。スキルを磨いていけば高単価の案件に携われる可能性も広がります。

こうした自由度の高さを活かしながら、自分なりのフリーランス・スタイルを見つけ、充実した生活を送ることができます。

私自身、今フリーランスになってみて上記のようなメリットを実感しています。

私がフリーランスになって感じたこと

私は元々、大企業やスタートアップでWebエンジニアとして働いてきましたが、より自由な働き方(条件的にも精神的にも)を求めてフリーランスエンジニアになりました。正社員でいることに次第に抵抗感を覚えるようになり、組織に所属し続けることに違和感を感じたというのが率直な気持ちです。

フリーランスになることにはリスクも伴いますが、ネガティブな感情を抱えたまま会社勤めを続けるよりも、自分の意思で行動する方が良いと感じていました。

実際にフリーランスとして活動を始めると、プレッシャーを感じる場面もありますが、個人の責任で仕事を進めることによる楽しさを実感しています。時間や場所に縛られないことで、生活スタイルも柔軟になり、より自由を感じるようになりました。

フリーランスエンジニアとして働き始めて、時間や場所の自由がもたらす影響は想像以上に大きいことを実感しています。

会社勤めをしているときも、エンジニアということもあり自由度の高い働き方ではありました。裁量労働制を採用しているフルリモートの会社で働いていたため、時間や場所は自由といえば自由でした。

ただ、重要な役割を任されたりすると結局は諸々の制約が生まれてしまうということが多く、裁量労働制でない会社にいたときと大して働き方は変わりませんでした。もちろんこうした環境できちんと調整をして自由を生み出せる方もいると思いますが、それをすること自体が自分にはストレスでした。

フリーランスとして働いてみると、契約上働き方に一定の自由が認められているのはもちろん、あくまで個人として契約しているという立場のため、会社に所属していたときよりも仕事に融通が効くようになったのを感じます。

もちろん、契約先ときちんとコミュニケーションを取り、期待される成果を上げることは大前提ですが、正社員として社内の調整みたいなものをするよりは遥かに働きやすいと自分は感じています。

そうして手に入った自由によって想像以上に選択肢が増え、工夫次第でどんどん楽しめると感じています。

生活が充実していくほど仕事の生産性が高まり、創造的なアイディアも生まれやすいということも実感しています。

フリーランスを楽しむ生活術

自由に習慣を構築する

フリーランスエンジニアとしての日常を楽しくするために、自分なりの習慣を作ることは重要です。私の場合、会社勤めしていたときよりかなり柔軟な習慣を作ることができています。

例えば、朝は自分のための時間を多く取って、運動や瞑想、シャワー、散歩などをして、仕事は遅めの時間から始めるということができたりします。公園でゆっくり散歩をして11時半から仕事を始めるような日もあります。

もしくは、朝早めに仕事を開始し、昼休みにたっぷり2~3時間くらいプライベートな時間を持ち、午後仕事に戻るなんてこともできます。

夜が捗るという人は、極端な話夜中に作業をすることもできます。私の契約先の他のフリーランスの方で、夜中に作業して朝に成果物を共有している方もいました。自分の場合はパフォーマンス的にマイナスが大きいと感じるので夜中まで作業することはないですが、朝遅めに始めて終わりも遅めにする、というようなことはあります。

リモートワークの自由度を最大限活かす

どこでも働ける自由を最大限に活かしましょう。ワーケーションを取り入れ、新しい場所での生活を楽しんだり、自宅オフィスを自分好みの楽しい空間にすることも、リモートワークを楽しむためのポイントです。お気に入りのカフェや、コワーキングスペースなどを持っておくことも楽しく働くために重要でしょう。

私の場合、自宅、カフェ、コワーキングスペースあたりは日常的に活用しているのと、近所の大きな公園で作業することもあります(セキュリティ上の配慮はしながら)。自然の中で仕事をすることは生産性の向上にも繋がります。

また、訪れたい場所があればその近くにホテルを取って、ホテルで仕事をして翌朝観光等をして、また仕事をする、なんてこともできます。

私もまだ色々試している最中ですが、本当に色んなパターンで生活を送れて楽しいです。PCさえ持っていけばわりとどこでも仕事はできます。勢いで少し遠出しても、ネットカフェ等に入ってしまえば集中できる環境は手に入ります。

趣味と仕事のバランスを柔軟に取る

フリーランスになると、趣味やプライベートの時間をより楽しむことができます。

私の場合は平日の昼間のイベントに参加しやすくなったのはかなり嬉しいことです。会社員のときは有休を取る必要がありましたが、急に休んだりできない場面も多く、平日の用事は基本的には参加できないという感覚でした。

フリーランスになってからは、そのあたりの時間の調整はかなり行いやすくなりました。例えば、13時~17時で参加したい予定があるとして、この日のために休みを取らなくても、その時間だけ仕事をしない、ということができます。午前中と夜は働くというようなことも自由なわけです。何か平日の日中に予定があるからといって、わざわざ休みを取る必要がないのです。

平日の昼間が自由に空けられるということのメリットはかなり大きいです。土日は混んでいる場所が多いですし、平日だと安い施設とかも多いですよね。私の場合はゴルフをやっているので、平日の朝~昼過ぎまでラウンドに行き、帰って昼寝して夕方から仕事するみたいなこともやるのですが、ゴルフのコースは平日の方がお得ですし、混んでいないというのも良いです。

そんな感じでかなり柔軟に生活スタイルを組めるので、趣味の活動にも幅を持たせることができます。それが仕事のモチベーションにも繋がってきます。

より自由な働き方を目指す

フリーランスエンジニアと言っても様々な働き方のスタイルがあります。

ここまで書いてきた私の話に関して言うと、企業と業務委託という形で契約して、月の稼働時間を決めて、時間に対して報酬が支払われるというようなスタイルの働き方が前提となっています。フリーランスエンジニアと呼ばれる人たちの中では多いタイプの働き方だと思います。

他にも請負という形で、成果物に対して報酬をもらうような働き方もあります。この場合、さらに時間や場所の自由度は高いです。業務委託として働いている場合は、多少社員の方と通話でのコミュニケーションが発生する場合もあったり、一緒に働く方とのペースは最低限合わせる必要はあります。

請負以外にも、自分で商品を販売するような商売ができれば本当にいつ働いても、また働かなくても良くなります。エンジニアであれば夢があるのは個人でのサービス開発で収益を出すことでしょう。他にもエンジニア向けの教材を作成して収入を得ている方もいます。

また、ここまでの話は週5で働く前提を意識して書きましたが、フリーランスであればそれも自由です。金銭的に余裕があるのなら働く時間を減らすことができます。週4や週3の案件を探して、週休3日や4日を実現することも難しくはないです。裏を返すと、週6や週7に増やすのも自由です。

ちなみに私の場合は、フリーランスになった当初は週5、そのあと週6で働く期間があり、今は週4というように、かなり自由に稼働時間を変えています。週5でも十分昼間に時間を作るなどの自由は享受できますし、週6のときは大変ではありましたがその分お金を得ることができました。会社員だと週1の副業を見つけるというのは私の経験上、かなり難しいのですが、フリーランスの場合は週2・週4や週3・週3という組み合わせをすることで週6を生み出しやすかったりします。仕事を増やすも減らすも自由であることも、フリーランスの強みです。

今私は週4で少し余裕を持って働いているのですが、時間に余裕が持てて快適です。他にも週3で働きながらペットの猫との暮らしを大事にする方や、今は働く意欲があまりないという理由で週2で働きながらゆったり暮らすというような人もいます。

さらに、スキルを磨いていけば、開発に対して指導する立場で案件に参画することも可能になり、作業者として契約するよりもかなり高い報酬を受けられるようになります。そうなればもっと全体の稼働を減らすこともできるでしょう。

あとは自分がどこまで稼ぎたいか、どれくらい自由に生活したいか、で決めればいいわけです。

注意点とデメリット

もちろん、フリーランスとしての働き方には注意点もあります。収入が不安定になる可能性があることや、自己管理が求められる点などです。また、孤独を感じることもあるかもしれません。しかし、これらのデメリットは工夫次第で解決できる問題です。

フリーランスエンジニアのリスク管理についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

最後に

フリーランスエンジニアは、自分のペースで稼ぎ、楽しむことができる素晴らしい働き方です。自由な時間と場所、そして精神的な自由を手に入れることで、より充実した生活を送ることができます。

あなたも、自分らしいフリーランスライフを楽しんでみては?