フリーランスエンジニアが年収2000万円を目指す戦略パターン

フリーランス

フリーランスエンジニアとして年収2000万円を達成することは現実的なのでしょうか?
簡単なことではありませんが、戦略次第では不可能ではないです。

この記事では、具体的な戦略や方法について説明します。フリーランスエンジニアとして年収2000万円を目指すためにどのような道があるのか理解できるでしょう。

そもそも可能なのか?

まずはそもそも年収2000万円に到達している人はどれくらいいるのか?という点を確認しておきましょう。

実際に、フリーランスエンジニアの中で年収2000万円を達成している人は約1.5%に過ぎません(フリーランス白書2019 より)。平均年収は700万円程度であり、これだけを見ると非常に難しい目標のように感じます。

しかし、道がないわけではありません。以下、現実的にどういう戦略で年収2000万円が見えてくるのかということを説明していきます。

年収2000万円を達成するための戦略

まずは大きく分けて3つの戦略があります。

一般的にフリーランスエンジニアと名乗っている人は、企業と業務委託として契約して稼働時間に対して報酬をもらっているという前提で書いています。

  1. 実力行使パターン
  2. 人脈&交渉力パターン
  3. 業務委託以外の収入源を獲得するパターン

実力行使パターンは、単純にエンジニアとしての実力・専門性を伸ばしていく努力が必要です。一般的にイメージする真っ当な成功パターンなのではと思います。ただし、業界で上位の実力を持つには相応の経験と努力が必要になります。実力さえ手に入れば長期的に報酬が安定しやすいという強い利点があります。

人脈&交渉力パターンは、エンジニアとしての実力を伸ばすというよりは、今ある能力や人脈の中で、より価値を感じてもらえる場所を見つける努力が必要になります。もともと顔が広かったり、対人スキルが高ったりする人の場合、上手くいく可能性があります。ただし、環境の変化で不安定になるリスクもあります。

業務委託以外の収入源を獲得するパターンは、一番選択肢が広く、人それぞれいろんな可能性が模索できるので、個人的には最も現実的なパターンなのではと思います。もちろんスキルが不要なわけではなく、どういう稼ぎ方をするかで磨くものが変わってきます。得意な領域を選びやすいという意味で、実力行使パターンよりも多くの人にとって成功確率が高い方法だと思います。

以上ざっくり3分類しましたが、必ずどれかになるというよりはハイブリットされることの方が多いと思います。

では、以下でそれぞれについて詳細に見ていきます。

1. 実力行使パターン

経験を積んで単価を上げる

まずはフリーランスとしての経験を積むことで、単価を上げていくことになります。

成長のステップ

  1. 低単価な案件を受ける中で経験を積みます。もしくは正社員のエンジニアとして経験を積んでおきます。
  2. 実績を元に単価を上げ、時給換算で5000円くらいの単価を目指します。それで週5日働いて月80万円です。
  3. 実績と交渉で時給換算の単価を6000円くらいまで持っていきます。それで週5日働けば月96万円です。作業者という立場でフリーランスを続けていると、おそらくこのあたりが一つの上限の目安になると思います。

スキルの特化

上記ステップからさらに先に進むためには、スキルを特化していく必要があります。

特定のスキルに特化することで、技術指導やコンサルティングなどの高単価の仕事を獲得しやすくなります。ただの作業者ではなく、専門的な知識や経験を提供する立場になることで、報酬は一気に上がります。

ただし、スキルを高めるだけでは高単価の案件には繋がりづらいです。なぜなら、スキルがあるという状態だけではあなたの能力が周りからは判断しづらいからです。

ネットワーキングと自己プロモーション

そこで、スキルを磨いていくと共に、ネットワーキングと自己プロモーションを行うのがおすすめです。

実力はあっても、誰もそれを知らなければあなたに仕事は巡ってきません。あなたの実力を知る他者の存在や、ネット上で確認できる成果物があることで、初めて仕事を任せたい誰かに気付いてもらえます。

効果的なネットワーキング方法

  • 業界イベントへの参加: 技術カンファレンスやミートアップに参加し、業界の最新情報をキャッチアップすると同時に、人脈を広げましょう。ここでの出会いが後々のビジネスチャンスにつながることがあります。
  • オンラインコミュニティ: GitHub、Stack Overflow、LinkedInなどのオンラインコミュニティに積極的に参加し、自分の知識を共有することで信頼を築くことができます。
  • 既存の人脈を活用: 過去の同僚や上司とのつながりを大切にし、彼らが新しいプロジェクトを立ち上げる際に協力することで、高単価の仕事を得るチャンスが増えます。

自己ブランドの確立とプロモーション

  • 専門分野を決める: 自分が特に強みを持つ分野を特定し、その分野におけるエキスパートとしての地位を確立します。これにより、特定分野での仕事の依頼が増えます。
  • ブログやポートフォリオサイトの運営: 自分のブログやポートフォリオサイトを作成し、自分のスキルや実績をアピールしましょう。ブログでは技術的な記事を書き、自分の知識を共有することで信頼を築けます。
  • オンライン講座の提供: Udemyなどのプラットフォームで自分のスキルを教えるオンライン講座を提供することで、収入を得ながら自分のブランドを広めることができます。

SNSやポートフォリオサイトの活用

  • LinkedIn: プロフェッショナルなネットワーキングの場として最適です。定期的に更新し、自分のプロジェクトや実績を投稿することで、関心を集めることができます。
  • X: 技術コミュニティとのつながりを深めるために活用できます。最新の技術情報をシェアしたり、自分の考えを発信したりすることでフォロワーを増やしましょう。
  • GitHub: 自分のコードやプロジェクトを公開することで、技術力をアピールできます。オープンソースプロジェクトに貢献することも有効です。
  • ポートフォリオサイト: 自分の作品やプロジェクトをまとめたポートフォリオサイトを持つことで、クライアントに自分のスキルを具体的に示すことができます。デザインにこだわり、見やすく整備することが重要です。

エンジニアリングスキルでのし上がっていくぞ!という場合は上記のことが基本になってきます。特にSNSでのアピールは仕事の獲得の上では重要でしょう。ちゃんとした実力があるからこそ、SNSでのアピールが輝きます。Xを探せばすでに有名なエンジニアがたくさん見つかります。その中にはフリーランスとして活躍されている方もいるので、参考にしてみるといいでしょう。

次に、人脈&交渉力で高単価を勝ち取っていくパターンについて見てみましょう。

人脈&交渉力パターン

高収入を得ているフリーランスエンジニアの中には、仕事を柔軟に取り、直接交渉によって高単価の案件を獲得している人もいます。

私の友人で、正社員をしながらも高単価でスキマの時間でもこなせるような案件を取ってきて、正社員の収入を超えてしまったと言っていた人がいます。(正社員としてもそれなりに稼いでる人です)

はっきりと言ってしまえばエンジニアとして実力がすごく高いかと言えば、そういうわけではない方です。ただし、仕事における交渉の能力や、ルールの中で工夫して動くタイプの方です。

個人的にはこの話を聞いて「フリーでやってるんだから固定観念にとらわれずに仕事を取ってこないとなー」と触発されました。

高単価になりやすい仕事の取り方としては例えば以下のようなものがあります。

  • 元上司や同僚とのつながり: 元上司や同僚が起業した際に、開発をリードする形で契約し、高単価を得られることがあります。このような人脈を活用することで、エージェントを介さない直接契約が可能になります。
  • アドバイザリー契約: アドバイザーとして企業に対し、稼働時間を少なくしつつも高単価を確保する方法もあります。知識や経験を提供するだけで、手を動かす必要がないため、複数の企業との契約もしやすいです。

交渉力を身につける

フリーランスエンジニアとして成功するためには、契約と報酬交渉のスキルが重要です。適切な契約を結び、高報酬を引き出すための交渉力を身につけましょう。

本格的な交渉のテクニックについてはここでは触れませんが、フリーランスエンジニアとして交渉する上で意識すると良いポイントを知っておきましょう。

交渉のポイント

  1. 事前準備: 交渉に臨む前に、自分の市場価値を理解しておきましょう。一般的にどのくらいの単価で契約してもらえるのか知っておくことは重要です。
  2. 希望報酬を明確にする: その上で、自分の希望する報酬を明確にしておきます。はっきり言って、市場価値を気にして希望報酬を下げる必要はありません。報酬が決まる理屈は契約先がそれだけの価値をあなたに感じられるかという1点のみであり、経歴に対する一般的な評価は、極端にいえば関係ないです。A社は市場価値を強く意識して、あなたに時給5000円までしか出さないかもしれませんが、B社はとにかくエンジニアが不足していて、時給6000円でも契約してくれるということは全然あります。私は何人もフリーランスエンジニアを見てきましたが、正直報酬単価と実力の関係性はかなり怪しいものです。だからといって、明らかにスキルに釣り合わない報酬を希望するのは違いますが、自分はこのくらいもらってもいい、と思える金額であれば希望報酬として提示すべきです。変にへりくだる必要はないです。
  3. 相手のニーズを理解する: クライアントのニーズや課題を理解しておくことも非常に重要です。クライアントが求めるものを提供できることを示せれば、かなり交渉はスムーズです。例えば、クライアントが抱える技術的な課題に対して、別の案件で取り組んだことがあれば、そのクライアントに対してあなたはかなり魅力的な人材に見えるはずです。経験を広げておくことも大事ですが、今ある経験で役に立てる契約先を探す、という観点を持てば、一般的なエンジニアとしての市場価値よりも価値を感じてもらえる可能性が高まります。
  4. 自信を持つ: 自分のスキルや経験に自信を持ち、自分の価値をしっかりと伝えることは重要です。単純な話ですが、堂々と振舞っている人に仕事を任せたいと人は思うものです。無知をさらさないかと弱気に話すのではなく、今知っていること・できることに自信を持って話せばいいです。クライアントに安心感を与えるという意味でも重要なことです。それでスキルが足りないと思われたら単純にミスマッチなので、他を当たればいいだけです。

業務委託以外の収入源を獲得するパターン

せっかくフリーランスとして活動しているので、業務委託として働くだけではもったいないです。他の方法で稼ぐこともできます。

自分の商品を売る

エンジニアリングのスキルを活かして、サービスや教材を販売することも一つの方法です。これにより、受注仕事に頼らず安定した収入源を確保できます。

商品化の例

  • オンラインコース: Udemyなどのプラットフォームを利用して、自分のスキルを教えるオンラインコースを提供することができます。
  • 技術書執筆: 自分の得意分野についての技術書を執筆し、販売することで収入を得ることもできます。
  • ソフトウェアツール: 独自のソフトウェアツールを開発し、販売することも一つの方法です。

単発の仕事を並行して受ける

単発の仕事を受けることで、収入を増やすことができます。HPの制作などの単発仕事をクラウドソーシングサービス(ランサーズ、クラウドワークス、ココナラなど)を通じて受けるのも一つの方法です。

単発仕事の種類

  • Webサイト制作: 小規模な企業や個人のためにWebサイトを制作する。
  • アプリ開発: 短期間で完了するアプリのプロトタイプや小規模アプリを開発する。
  • 技術サポート: 一時的な技術サポートやコンサルティングを提供する。

情報発信

エンジニアリングに関する情報発信をするという手段もあります。例えば、技術ブログの運営、YouTubeチャンネルの開設などが考えられます。これらは初期投資が少なく、スキルを活かした収入源を作る戦略として有効です。

収入源の例

  • 技術ブログ: 広告収入やアフィリエイト収入を得るために、技術ブログを運営します。
  • YouTubeチャンネル: プログラミングや技術解説の動画を作成し、YouTubeで収益化を目指します。
  • オンラインコース: 自分のスキルを教えるオンラインコースを提供し、定期的な収入を得ます。先述の動画コースに限らず、noteやZenn等で有料記事を提供することもできます。

ロードマップ

ここまでの戦略をロードマップとしてまとめました。現在の状況によってスタート地点が変わります。参考にしてみてください。

ステップ1: エンジニアリングの学習を始める

学習開始

まだ何も始めていない場合は、まずはプログラミングの基礎を学びましょう。無料のオンラインコースやチュートリアルから始めるのがおすすめです。まずは自分である程度学ぶことができる状態にしましょう。

そのまま次の実務経験を積むフェーズに進むことも不可能ではないです。未経験者OKのところや友人のツテなどあれば上手くいけば雇ってもらえるでしょう。

スクールに通ってもよい

その前にプログラミングスクールに通う手もあります。就職支援までしているスクールもあるので、ある程度お金が積めるのであればそういったルートに乗るのも悪くないと思います。

ステップ2: 実務経験を積む

ある程度独学なりスクールなりでプログラミングを学習したら、実務経験を積むために転職を検討しましょう。ジュニアエンジニアとしてのポジションを探し、実際のプロジェクトで経験を積みます。実務経験を積み始められれば、フリーランス化に向けてかなり順調だと言えるでしょう。

ステップ3: フリーランス化を検討

実務経験を数年積んだ後、フリーランスエンジニアとしてのキャリアを検討します。自分のスキルセットや市場価値を評価し、フリーランスとして独立する準備をします。

まずは副業という手もある

まずは副業から始めるという手もあります。週2稼働等で副業として業務委託契約をして働いているエンジニアは珍しくないです。業務委託契約の雰囲気を掴めれば、フリーランスとして始動したときもすぐに感覚を掴めると思います。

私はいきなりフリーになった

私の場合は副業する余力はないと感じたので会社を辞めていきなりフリーになりました。エンジニアとしては6年ほど働いていて、積んできた経験にもそれなりに自信があったのと、正社員として働く中で業務委託の方と関わったり、業務委託経験のある友人のエンジニアの話を聞いたりしていたので、そこまで抵抗なくスタートを切れました。

最初は友人の紹介 or エージェントの活用がおすすめ

まずは友人の紹介か、エージェントに頼るのがおすすめです。友人の紹介であればミスマッチが起きづらいです。エージェントはたくさん案件を紹介してくれるので、とりあえず仕事にありつきたいという場合にかなり助かります。

単価について

交渉のところでも書きましたが、最初だからと言ってあまり希望単価を低く設定する必要はないです。私は控えめにして若干後悔しました。契約先からすれば「安い」ということにそこまで価値はない、ということに気付くのに少し時間がかかりました。きっちり仕事をこなせるエンジニアであれば多少単価が高くても契約したいというのが企業側の本音です(これは自分が正社員のとき採用に関わっていた経験からもそう思います)。

最初に決まった単価を後で上げるにはそれなりの理由が必要になります。適正な価格であれば問題ないですが、まだ駆け出しだからと低めの報酬でヨシとするのはおすすめしません。

ステップ4: 単価UPを目指す

ある程度フリーランスとして実績を積んだら、さらなる単価UPを目指しましょう。

既存の契約先との報酬交渉

今の契約において単価がまだ上げられそうな場合は、単価UPのための交渉をしましょう。

上記の通り、一度決まっている単価を上げるにはそれなりの理由が必要です。例えば、担当する業務の領域が広がっている等です。具体的には、作業者としての範囲にとどまらず、開発を実質リードしていたり、タスク管理のような部分にも仕事の範囲が広がっている場合、それを理由に報酬UPを要求するのはアリでしょう。

業務に慣れてくると自然と単純な実装者としての範囲を出たところの仕事をしていた、ということはあります。おそらく最初は純粋な作業者という位置づけで入る方がほとんどだと思うので、こういった業務範囲の広がりは報酬UPの材料として使いましょう。

様々な角度で交渉する

交渉材料の一例として「業務範囲の拡大」をあげましたが、他にも様々な条件で交渉できます。ここは置かれている状況によって色々使えるものがあります。

例えば私の場合は少ない稼働からスタートしていたので、稼働を増やすことを条件に交渉しました。一例ですが「週2 → 週3にするので少し単価を上げてください」というような交渉です。基本的に企業側としてはなるべくまとまった稼働ができる人を求めていることが多いです。なので、少ない稼働でも貢献できている場合、稼働を増やす提案をすると喜んでくれるはずです。単価UPの交渉は十分可能です。

他にも、こちらから業務内容を提案し、それによって報酬UPを要求することもできます。これは友人の例ですが、ある程度の期間業務委託として働いた後、その企業のエンジニアリング組織の課題を整理し、求められている仕事の範囲を再定義 → 自分はそこに専念するので報酬を上げてくれ、というような交渉をしていました。

結局、契約先の同意が得られればOKなので、交渉の方法はたくさんあると思います。ただしなかなか交渉材料が見つからないケースも当然あるので、その場合は別の作戦を考えましょう。

契約先を変えるタイミングで単価を上げる

ある程度経験を積んだ後なら、これが一番やりやすいと思います。やはり最初の単価が一番コントロールしやすいです。実績さえあれば、アピールの仕方によって単価は十分上げられます。これまでの業務内容や成果を整理しておくと、ここで役立ちます。

この技術は任せてください、というようなものを持っていると、自信を持ってアピールできるので、業務経験と普段の学習で強みを作っておくことは非常に重要です。高いレベルで深められている技術があれば、それだけで年収2000万円のフリーランスエンジニアになることも不可能ではなく、実際にそういう方はいます。

ステップ5: 別の収入源を増やす

ステップ4までで年収2000万円に到達できる人もいます。しかしながら業界の中でもトップクラスのスキルを身につけるには時間がかかります。また、壁にぶつかる人が多いのも事実です。

業務委託として今以上の単価を得るのが難しいというところまできたら、別の収入源を増やすことを検討しましょう。

働く時間を増やす戦略では限界がくるので、時間をなるべく使わずにお金を得ることを考える必要があります。例えば先にも述べたような、オンラインコースや技術ブログ、有料記事を書く等の情報を提供するという方法です。一度アウトプットができてしまえばそれが継続的に収入を発生させてくれます。もちろん教材のアップデートや売るための労力は必要になりますが、軌道に乗ればほとんど時間を使わなくて良くなるはずです。

時間に対して高額の報酬を得るという方法もあります。あくまで一例ですが、高額のプログラミングレッスンのようなサービスを提供することもできなくはないはずです(金額に見合った成果を提供できれば)。

また、サービスを開発して収入を得ることもできます。エンジニアとしてはロマンのある稼ぎ方ですよね。運用していく手間はかかるものの当たったときのリターンは大きいです。

エンジニアリングのスキルや知識を活かして収入を得る方法は他にもたくさんあります。アイディア次第です。せっかくフリーランスになって自分の裁量でいろんなことができるのですから、それを活かして様々なことにトライしてみてほしいです。

まとめ

フリーランスエンジニアとして年収2000万円を目指すには、戦略的なアプローチが必要です。柔軟な仕事の取り方、スキルの特化、自分の商品を売るなどの方法を組み合わせることで、高収入を得ることが可能です。

固定観念にとらわれず、フリーランスとして様々な方向性でお金を稼ぐという発想で活動してみましょう!