プログラミング学習に挫折しそうになったときにやってほしいこと

プログラミング学習

プログラミング学習を続けていると挫折しそうになるときもあります。

難しい概念を理解できなかったり、書いたコードが思うように動かなかったり、学んでいる対象に興味を持てなかったりといったことにモチベーションが削られます。

今回はモチベーションが維持できなくなったときにやってほしいことを紹介します。プログラミング学習が行き詰まっている人にはぜひ試してほしいです。

「学ばなければ」と思っているものを整理する

プログラミングの勉強に向き合ったときに気持ちが重くなるときは、勉強する内容を整理してみましょう。

まずは、今自分が「勉強しなければいけない」と思っていることを書き出します。書き出す先は紙やメモアプリなどなんでもいいです。

例えば、

  • React
  • SQL
  • Git
  • ネットワークの基礎

などです。

ここは頭にあるものをとにかく書き出します。上記の例よりももっとたくさん書いていいです。

「学びたい」ものを見つける

一通り書き出したらリストを見直します。リストを見直した中で「勉強したい」と思えるものがあればそれに丸をつけます。

  • ◯React
  • SQL
  • ◯Git
  • ネットワークの基礎

丸は何個つけてもいいです。自分が今「勉強したい」と思えるのなら丸をつけます。この時点で勉強したいと思えているのなら◯のついたものの勉強を始めます。

逆に一つも丸をつけられないこともあるでしょう。どれを見ても心が踊らず勉強のモチベーションが湧かないという状況です。

そういう場合はそれぞれをさらに細かいタスクに分割していきます。

  • React
    • 公式チュートリアルを1ページだけ読む
    • サンプルプロジェクトを作ってみる
  • SQL
    • SELECT文の構文を理解する
    • SQLの基本を解説する短い動画を見る

などといった具合に思いつくままに小さいステップを書いていきます。これも何個書いてもいいです。思いつくだけ書いてみてください。

一通り書き出したら改めてリストを見て、これだったらやってみたいと思えるものを探して横に◯をつけます。例えばSQLの基本を解説する短い動画だったら見ても良いなと思ったら、

  • SQL
    • SELECT文の構文を理解する
    • ◯SQLの基本を解説する短い動画を見る

という感じですね。

◯がつくものがあればそれを実際にやってみましょう。

という感じでどこかに◯がつくまで上記の手順を繰り返していくことで、無理なく取り組めると感じる学習タスクを見つけましょう。

挫折しないために

重要なのは決して無理をしないことです。

本当はやりたくないけど、やらなければいけないから頑張って勉強する、というのを続けているとストレスから継続が難しくなる場合があります。挫折してしまうくらいなら今興味があることを少しでも学んだほうがいいです。

そして、興味があることを少し学んだ先には、また別の興味が湧いてきたりします。そのときに次のステップに進めばいいです。いきなり遠くの目標を見てやる気を失うのはもったいないです。

学習に行き詰まって、プログラミングの学習に嫌気がさしていると感じたときは、いつでも上記の手順に戻ってみてほしいです!