プログラミングの独学を継続するためのポイント4選

プログラミング学習

今の時代プログラミングはどんどん独学しやすくなっています。

学び始めに最適な動画コンテンツが豊富にあり、ChatGPTなどの生成系AIが進化したことで、5年~10年前と比較してもかなり学びやすい環境になっています。

それでも独学は苦しいときもあります。独学の場合は外部からの強制力がないため、自分のモチベーションを頼りに学習を続ける必要があります。

この記事ではそんな孤高の独学プログラミング学習者が、学びを継続して高みを目指すために重要なポイントについて書きたいと思います。

とにかくハードルを下げる

最初に一番大事なことを言うと「とにかくハードルを下げる」ということです。

プログラミグ学習は何度も壁にぶつかります。理解できない内容や解消が難しい不具合にぶつかって心が折れそうになることが何度もあります。

そんな中でモチベーションを維持してとにかく前に進むためには、無理を感じないレベルまでハードルを下げ続けることが重要です。

自分の成長に集中する

プログラミング学習中に陥りやすい罠として、他人と比較して焦るというものがあります。

エンジニアに限った話ではないかも知れませんが、自分の知識レベルの高さをアピールする人は一定数います。そういう人を見て焦る必要は全くないです。特に初学者ほど焦りやプレッシャーを感じると思います。

知識をアピールする人を見て焦ることになんの意味もありません。「これぐらいは理解していないと」という気持ちから自分のレベルには合わない内容を無理に学んでしまうことになります。どれだけ客観的に見て初歩的な内容だとしても、今のあなたにとってちょうどいい難易度の内容であればそれを学ぶべきです。

余談ですが知識をアピールするエンジニアほど実務で活躍できないケースもあります。難しい用語を使ってさも優秀に見えるように振る舞っている人が実際に能力も高いわけではありません。

大事なのは自分の成長に集中して必要な学習を進めていくことです。

興味のセンサーを大事にする

プログラミングを学習する際には興味のセンサーを大事にしましょう。

プログラミングを通してこんなことができたらいいなとか、こんなものを作りたいとか、そういうワクワクするものに接する時間を取るようにします。必要なことだからといって興味の持てないものばかり勉強しているとやる気がなくなってしまいます。

独学の良いところは自由に色んな内容を学べることです。義務感で学習するのではなく、やりたいことを優先して学んでいく方がかえってプログラミング技術全体の習熟に繋がります。

正しいやり方で習慣化する

勉強が習慣化したらすごく楽です。

習慣化を試みて何度も挫折した人もいるかもしれません。

習慣化には上手くいくコツがあります。そのコツに則って習慣化を進めましょう。

小さなことから習慣化する

大事なのはいきなり大きなことを習慣化しないことです。最初はバカみたいに簡単なことから始めましょう。

例えば1時間の勉強をいきなり習慣化するのは難しいです。まずは5分だけといったように最初は小さなことを習慣化します。習慣の土台を作ることが重要です。

5分だけの勉強では意味がないのでは?と思われるかもしれませんが、5分が習慣化されたら時間を延ばしていきます。また、5分は最低ラインなので、5分やってみてもう少し勉強したいと思ったら続けて問題ないです。

まずは1ヶ月間の5分勉強を継続しましょう。そのあと無理のない範囲で一日のノルマを大きくしていってください。

リマインダーをかける

習慣化を大きく助けてくれるのがリマインダーです。

習慣の行動を取るタイミングで通知が届くようにします。すごくシンプルなことですが、これだけで習慣化の成功率は大きく変わります。

自分が気付く形で通知を受け取ることができれば何を使ってもいいです。例えばスマホのアラームであったりカレンダーアプリの通知であったりです。

勉強をする時間にリマインダーの通知が来るように設定しておきましょう。設定する時間はとても重要です。自分が確実に勉強に手を付けられる時間に通知が来るようにしてください。

例えば朝仕事を始める前であったり、昼休み、寝る前の時間、といったように、自分の手が空いていて勉強が始められるタイミングです。仕事中に通知が来てもそれを見て勉強を始められなければ意味がありません。

また、自分が空いている時間の中でも勉強しやすい時間は人それぞれ違います。朝の方が勉強しやすい人もいれば、朝に弱いから別の時間のほうが勉強しやすい人もいるでしょう。

日々のスケジュールが不規則で、時間によるリマインダーを設定するのが難しい人もいるでしょう。そういう人はすでに習慣化された行動にくっつけて勉強の習慣を作るのがおすすめです。

例えば「朝歯磨きした後」や「家に帰ってきたら」という感じです。毎日行うことに紐づけて行動を取るようにすれば、リマインダーと同じような働きを持たせることができます。

省略してでも継続する

習慣化は1日でもサボるとモチベーションが下がりやすいです。

途中まで習慣化が上手くいっていたけど、一日サボってしまって罪悪感や後悔の感情が出てきて、その日で挫折してしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか。

とにかく毎日続けることが重要です。ただし、どうしてもキツイという日が来ることは当然ありえます。その際は習慣の行動を簡単なものに置き換えます。

例えば5分の勉強を習慣化しているのであれば、5分がキツければ1分にしてもいいです。あるいは参考書をとにかく開く(読まなくてもいい)とか、何か重要な用語の意味を頭の中で復習するとか、確実にできることで置き換えます。そして、その日はそれでよしとしてしまいます。

完全にサボってしまった、という日を作らないことが重要です。

まとめ

今回はプログラミングの独学を継続するためのポイントについてまとめました。

独学ではモチベーションを維持するのが難しく、挫折が起きやすいです。今回紹介した継続するためのポイントを押さえておけば、挫折の確率を下げられるはずです。継続さえしていれば少しずつでも成長していきます。

知識が増えて見える世界が広がっていけば、自然と学習が楽しくなって、プログラミングを使って自分の目的を達成できる日が来ることは間違いないです。

プログラミング学習を楽しみながら続けましょう!